成功体験の積み重ね

パニック障害奮闘記

はじめに

寒暖差が激しい毎日です。

2月はまだまだ寒く雪も降る季節ですが、先週は気温が20℃を超す日もありました。

今週はまた一桁代の気温です。

自律神経が身体に大きな影響を及ぼしますね。

日常での不安

さて今回もパニック障害について語っていこうと思いますが。

病気の有無に関わらず、普通に日常生活送っていく中で、不安といいものは必ずついてきます。

例えば、朝起きる際も、頭痛持ちの人は、「起きて頭痛が無いだろうか」とか、腰痛の人は「今日はすんなり起き上がれるだろうか」等、

メニュエルをお持ちの方は、「今日はまっすぐ歩けるだろうか」という不安な方もいらっしゃるでしょう。

睡眠から覚醒する時から既に不安との格闘です。

そこまで大袈裟な問題じゃなくても、仕事に向かうのに、「出勤時間に間に合うだろうか」「今日の仕事はうまくいくだろうか」

中には「今日は上司のい機嫌は悪くないだろうか」という不安を持っていらっしゃる方もいらっしゃると思います。

「旦那の機嫌は良いだろうか」と考える方もいらっっしゃるでしょう(笑)

お仕事していらっしゃったら、「今日のミッションはうまくいくだろうか」等の不安があるでしょう。

自分のことだけでなく、子供さんがいらっしゃる方は、「今日も一日子供が何事もなく過ごせるだろうか」

「病気の親が、今日も病気が悪くならないだろうか」と

大事なペットが病気の時は、「今日もこのワンちゃんが病気が悪くならないだろうか」

そんな不安をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

不安に思うことを羅列して行きましたが、こんなに不安がたくさんある中、人はみんなちゃんと生きています。

不安障害があるか無いかの判断は本当に紙一重なのです。

成功体験

それは、たとえ不安に思っていても、その不安に対する成功体験があるから、なんとかなると考え日々をやり過ごしています。

誰しも人生で初めてする体験には成功体験がまだ無いのでかなり大きな不安として付きまとい、交感神経が高まり、緊張しますが、ミッションをクリアした時点でそれは不安から自信と変わって行きます。

パニック障害の克服に関してもこの成功体験の繰り返しなのです。

パニック発作が起きる状況でパニック発作が起きなくなる成功体験の繰り返しということです。

もしくは、発作が起きたとしても、なんとかそれをコントロール出来て(この表現が正しいかどうかわかりませんが)やり過ごせたという成功体験です。

私がパニック障害で車の運転が1人で出来なかった状態から、30キロ先の目的地に初めて着けた際も、冷や汗ダラダラで、手の震えも止まらないような、意識も半分飛びそうなくらいのギリギリの精神状態でのゴールでした。

はじめのその体験も、その目的を達成するという成功体験には変わり無いのです。

初めて1人でエレベーターに乗れた時も1Fから2Fに上がっただけで、自分の身体はフラフラへとへとになってしまうのです。

エレベーターの挑戦には、自分の成功体験だけでなく、「小学生の子供でもエレベーター1人で乗れるんだから、私に出来ないことはない」という様に、他人の成功体験を利用してチャレンジしたこともあります。

側から見てると滑稽だったでしょうね笑。

余談ではありますが、ドリカムの「何度でも」という曲の歌詞にも何度も励まされた記憶があり、今でも聞くとその時の格闘した記憶が蘇り涙してしまいます。

成功体験を積み重ねて

パニック障害も重症度が低ければそんな体験もしなくて克服できるのでしょうが、長引けば長引くほど、克服するのに負荷がかかるように思います。

しかしとりあえず、人並みの生活がなんとなく送れて、生きていく上でなんとなく困ることが減ってくればそれで十分満足感が得られます。

それどころか、何も出来なかった自分がこれが出来るようになった、あれが出来るようになったというだけで、それまでの絶望に苛まれた自分と比べたら天にも昇るような感動が味わえることは間違いないです。

その成功体験が一つ増える度、本当に人生が変わっている感覚になります。

私のこの拙い文章がそっくりそのままで誰かを救えるとは毛頭思っていません。

ただ、苦しんでいる方の解決のヒントが少しでも見つけられればと思い書いております。

絶望の淵に立たされている方が1人でも多く希望の人生になっていくことを祈って今回はこの辺で。

また次回まで

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