心療内科の受診 その1

パニック障害奮闘記

受診するか否か

一度目のパニック障害では医療機関は受診せずに乗り切りました

当時は高校生、大学生であったことが幸いしていたと思います。

実質、生活には充分支障はきたしていましたが、留年のリスクはあったにしても、最悪食いっぱぐれることはなんとか避けられていたので、乗り切ることができました。

2度目のパニック障害は30歳の時。

既に4人の子供を養わなければいけない立場でしたし、仕事のスタッフも数多く居たので、思いっきり生活の支障をきたしておりました。

何せ1人で車に乗れない

1番酷い時は、運転席に座ってエンジンをかけただけでパニック発作が起こっていました。

2度目のパニック障害の時代は、パニック障害という言葉がある程度世の中に知られている環境でした。

今回ばかりはこのままの状態では生活に支障があるばかりか、家庭崩壊の危機も免れない状況でした。

とはいえ、心療内科に行くのはとても抵抗感がありました。

何度も心療内科の受付の前に来てはやっぱり辞めて帰るという行動を繰り返していました。

心療内科の門

ある日、意を決して心療内科の門をくぐることができました。

とても優しい先生でした。

とりあえず、投薬が始まりました。

向精神薬に対して、私はとても抵抗がありました

先生にも出来れば飲みたくないと伝えましたが、それ以外に良くなる方法は無いと説得され、渋々始めたような感じです。

デパス0.5mgとパキシル10mgから始めました。

この2種類は私にとっては副作用もなくスムーズに導入できました。

ただ、副作用もない代わりに作用もパニックを抑えるほどの効果は見出せませんでした。

とはいえ、少し眠気が来るところをみると、軽いパニック障害であれば、これで克服できる方もいらっしゃるだろうなと思いました。抑えられるのであれば出来れば強い薬や、依存性の高い薬を使わないに越したことはないですから。

パニック障害が治りかけていた時期に、腰が悪くなり整形外科に行った際、MRIを撮影しなくてはいけなくなりました。もちろんパニック障害がある私は狭いMRIの機械の中に入れるわけはなく、その旨伝えた時、デパス0.5mgを先に飲まされました。眠気を利用して、その時は無事MRI検査を受けることが出来ました。私に撮ってはデパス0.5mgでもうまく作用した経験談として付け加えて起きます。

しばらく服薬しながら日常生活を送ってきたのですが、いまいち効果を発揮できませんでした。

発作がおさまらないので、予期不安は更に高まってきました。

次の治療に移るわけです。

今回はこの辺で。

また次回まで。

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